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宮崎でつくられた塩
宮崎でつくられた塩

海の風景です!!

きれいな日向灘、そして日向松島といわれる海岸線をどうぞ、拡大してお楽しみ下さい。

海水を船で汲みに行きます。

阿蘇港から出発です。

目の前の海は日向灘で、このあたりは日豊海岸国定公園になります。

さざれ石で有名な大間海岸も通り過ぎます。

           

リアス式海岸で小さな島々が浮かび岩肌には地層も見え、とっても綺麗な海岸線を構成しています。

そろそろ目的海域に近づきました。 

誰も住んでいない海岸で海水を汲みます。

山があって水が流れ込む砂浜があります。

大分と宮崎の県境の浜から汲み上げます。

 

 

このあたりの海岸です。

            

船に海水を満杯にします。約4トン入ります。

 

運んできた海水を濃縮櫓に移し替えます。

ここで濃い海水(かん水)にします。

上部から海水をシャワーの様に落し、網に伝わり、風と太陽の光で水分が蒸発し、塩分が残り、循環することによって濃い海水が出来上がります。 

塩分濃度3%の海水を10%位まで濃縮します。


かん水が出来上がったら次は隣の塩釜で焚きます。

平釜は手前に2つ、奥に1つ、全部で3つ。

マキで焚きます。

奥の釜は手前の釜の煙の通り道。

その余熱で保温します。

手前右の釜の塩分濃度がさらに濃くなると左の釜へ移し替えます。それを数度繰り返すことによって左の釜の塩分濃度がさらに濃くなります。

 

 

そうすると・・・塩の結晶が!!!!

塩がどんどん溜まります。かき混ぜたりしながら。 

塩上げします。 

熱いのでやけどしないように注意。

いいのができました。

さあ何キロできているでしょうか。

その後、脱水機にかけ、天日干しし、塩寄りして袋詰めです。

塩寄りは手作業なので本当に大変です。

そうしてようやく、ひむかの国 北浦産の塩 海みたまの完成です。